【感想】フェルメール展(上野の森美術館)|光の魔術師の神髄を見た

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こんにちは。ニャンさん@nyankodearuです。

 

先日、 フェルメール展 に行ってまいりました。ムンク展に引き続き、美術鑑賞が続いていますね…!(幸せ)

 

ヨハネス・フェルメールはバロック期を代表する画家の一人であり、代表作である【真珠の耳飾りの少女】は皆さん一度は目にしたことがあるかと思います。

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1665年? カンヴァス 油彩 44.5×39cm マウリッツハイス美術館

 

オランダ出身の画家であるフェルメールは、ふとした瞬間の人の表情をとらえ、また【光の魔術師】と称されるほど巧みな光の表現法を駆使し、庶民の日常の生活を繊細に描く 風俗画 の作成を中心に取り組みました。

 

またフェルメールの特徴として、現存する作品数が非常に少ない(全30点程度)ことが挙げられます。しかしながら今回の展覧会ではそのうちの9作品が集まるという、これはなかなかの大事件なのです。

 

さて、今回の記事では「フェルメール展」の見所を紹介し、また最後に簡単な感想を述べたいと思います。

 

  • 印象に残った絵
  • 関連グッズの紹介
  • 感想

この順番に話をすすめますね。

 

ご鑑賞を検討中の方は、ぜひ当記事を参考いただければ幸いです。

 

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フェルメール展で印象に残った絵

私が印象に残った絵を紹介していきます。全4点です。全て日常の些細な一コマを切り取ったような、当たり前でありながらも美しい、そんな光景が描かれています。

 

牛乳を注ぐ女(The Milkmaid)

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1658-1660年頃 カンヴァス  油彩 45.5×41cm アムステルダム国立美術館蔵

今回の展覧会の中心的な作品。英語ではThe Milkmaid(乳搾りの女)という題名がつけられていますが、実際に描かれているのはメイド(使用人)であり、この絵はメイドが日常業務をこなす様子を描写したものです。またエプロン部分には、有名なフェルメールブルー(ラピスラズリを原料としたウルトラマリン)が使用されています。フェルメールの特徴が凝縮された作品ですね。

 

手紙を書く女(A Lady Writing)

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1665年頃  カンヴァス  油彩 45×39.9 cm  ワシントン・ナショナル・ギャラリー

手紙を書いている女性が、ふとコチラに振り向いた様子が描かれています。口元には微笑を浮かべているように見え、おそらく視線の先には親しい人物がいるのではと考えられます。このように、日常のふとした瞬間を美しく表現することが、フェルメール最大の魅力だと感じています。

 

赤い帽子の娘(Girl with the Red Hat)

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1665-1666年頃  パネル  油彩  23.2×18.1cm  ワシントン・ナショナル・ギャラリー

23.2×18.1cmと、とても小さな作品ですね。赤い帽子をかぶった女性が、こちらに振り向いています。彼女の左側から照射している光の描写が絶妙ですよね。その表情は何を考えているのか推察しにくいですが、品性が高く感じられる女性です。

 

真珠の首飾りの女(Woman with a Pearl Necklace)

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1662-1665年頃 カンヴァス   油彩  56.1×47.4 cm  ベルリン国立美術館

私が最も強く印象に残っている作品です。まだ妙齢と言ってもよい女性が、真珠の首飾りを結ぶため、壁にかけられている小さな鏡を見つめ、やや恍惚とした表情を浮かべています。楽しいお出掛けのための身支度なのか、もしくは親しい人物からの贈り物を受け取った後なのか。いずれにせよ、彼女の日常の些細な喜びを感じ取れますね。

 

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フェルメール展のグッズ(牛乳を注ぐミッフィー)

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画像参照:https://www.vermeer.jp/goods/

 今回のフェルメール展、関連グッズの目玉商品はなんといってもコチラの「牛乳を注ぐミッフィー」でしょう。

 

私も購入するつもりで訪れたのですが……。なんとこの牛乳ミッフィー、美術館のグッズ販売所ではもう取り扱っていないのです!

 

初回生産分が店頭で完売したため、今後は産経ネットショップでの予約販売のみとのこと。興味がある方はこちら↓で購入してください(数に限りあり)

 

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フェルメール展の感想(総括)

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以上、フェルメール展について見所を紹介しました。

 

これまで日本で開催されてきた展覧会の中で、フェルメールの作品は史上最多の数が集まっています。日本初公開の絵もあり、彼の作品を愛する方は必見でしょう。

 

大衆受けするインパクトが強い作品……はありませんが、フェルメールの特徴は、誰もが持つ日常の些細な光景を美しく描写していること。

 

繰り返しの日常の中で、当たり前のようにこなしている作業や、それに伴う表情。その瞬間を見逃さず、光を駆使して絶妙な表現を生み出す、これこそがフェルメールが光の魔術師と呼ばれるゆえんなのでしょう。

 

東京(上野の森美術館)では2018年10月5日~2019年2月3日、大阪(大阪市立美術館)では2019年2月16日~2019年5月12日まで開催されます。

 

ご鑑賞を検討されている方は、ぜひ足をお運びいただけたらと思います。

 

それでは今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

~参考にした書籍~

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